とれもろすらむる

イラスト好きなとれもろすらむのブログです。

チェコアニメーション : 阿佐ヶ谷ユジク

東京は阿佐ヶ谷のミニシアター阿佐ヶ谷ユジクチェコアニメーション祭り

11/28(土)〜12/11(金)

クーキー&チェコを満喫する2週間

をやってたので観てきました。初ユジクです。

自分が選んだのはプログラムGの『現代作家コウツキーとパヴラートヴァーの世界』です。(理由・・・なんとなく時間の都合が良かったからとか言えない)

当方アートアニメーション観賞は新米、情報の基本は文化庁メディア芸術祭電脳マヴォ、水江未来さんとそのツイッターくらいしか集めてません。多分アートアニメ初体験はFlash職人ぴろぴとさんだと思っています。

アートアニメーションの情報もっと集めたいす。個人でも趣味で作ってる人の作品が増えればいいなと思うんだけど。赤ずきんと健康のひとは大きくなっちゃったし・・・(嬉しいからいいんだけど)

 

 

 


どうでもいいことが長くなりましたがしじゅうこんな感じです。

以下感想や疑問など忘れそうなものを描き残しておきます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 


コウツキーとパヴラートヴァーについて

 

 

両者について1ミリの知識も持たずに観ましたが楽しめました。タイトル殆ど失念。


カフェを舞台にした2作品が印象的だったけれどもどちらの作品かよくわからない。多分パヴラートヴァーかな・・・


視覚化するのがうまい。何がうまいかっていうと、自分の世界の条理に納得させるというテクニックがうまい。(ネルノダイスキさんの展示でも条理という言葉を使ったので条理ってブーム単語なんだと思う)


アニメーションは3次元にあるものを抽象化して、どんなものにでも仮想の重量を与えられるのだと思う。仮想の質量は仮想の法則を予見させる。「もしも」にもっともらしさを与える優れた方法だとつくづく思った。

 

 

『バイオリン・コンサート』たぶんコウツキー


音楽を平面に表現する時にはたいていつかみどころがなくなりそうになる、よりどころがないような気になる。たとえば絵画だとカンディンスキー。たとえばあれをアニメーションしたらきっと美しいだろうけど、落ちどころが分からなくてずっとふわふわすると思う。あれはとても激しい一瞬を切り取ったものなのだと思う(これも題名失念、交響曲とかだったと思う)
この作品は演奏者からはじまり演奏者で終わった印象がある、様々な曲調を弾く音楽家が音楽そのものになるような感覚はとても気持ち良かった。もし変化を題材にする場合は、対比や効果を期待して、1つの軸から展開する必要があるのかなと思う。いつでも戻っていけそうな、しかし戻った時に最初とは違うもののようにみえるなにものか。

 


『カフェ』たぶんパヴラートヴァー


このGプログラム、後半でカフェを扱う作品が2作品ほどあった。
1つは実写を取り入れたもの、1つは完全にアニメーションだけで構成されたもの。
どちらが表題だったか思い出せないので両方の感想を一言ずつ。


実写入ってる方・・・・
この作者は人間好きになれるのかなと思った。嫌いだから描くというわけではないだろうけど醜さを直視してポップになる感じ。勘ぐりすぎ。もっとドライに生きたい。でもドライに生きたいということはきっとドライに生きていないということなのだと思う。脱線した


実写入ってない方・・・・
男女のドミノやパズルが面白かった。動く新聞戯画って感じ。男女の描き分けは先の実写入りのものにもあったけどこの人はうまいと思う。実写ドラマとして男女を描かれると情報量が多すぎて(一瞬の表情とか服装や質量のある風景とか)顔色伺いマンの私には辛いのだけど、アニメーションだと表現者の意思が伝わるので、情報量の多さに逃げる隙がなくて、製作者は大変だろうと思う(あいまいに描くとはっきりわかるし、はっきり描けば叩かれもするだろうし)、だがおかしみという武器でもって、認めたくない現実の存在を身体に映像言語として刷り込んでくれるのは助かるなぁ。など思う。現実は情報量が多すぎると感じる時があるので。
ジャパンミニアニメーションというジャンルが海外のアニメーション祭で生まれたという話を読んだ(15年11後半~12月の水江未来さんのツイッターRTで見たところまでは覚えている)けど、表現者の意思というところでは日本の「間」なんかを意思をもって具現化し、違う文化圏の他人に伝わる形にまで昇華したというところがその名前を作るに足る功績なのかな。
それは書道や禅などの空白をも前提とした芸術にも通じるのだと思う。禅は海外から芸術としても認められるものだという適当な前提で話しました。本質は芸術ではないけど芸術的なものだと思っています私は・・・

 


『   』思い出せない。多分前作と同じ作者


観てる時はそうでもなかったけど印象に残っている。怖かったんだと思う。実写が絡んでる作品。
!!!!ネタばれ!!!!
実写でおじさんがアニメをみはじめる。よっこいしょと腰の重いおじさん。アニメを見ると笑顔になって気分が軽そう。そのアニメはトムとジェリーみたいな典型的なねことねずみのおっかけものみたいなもので、ねこが痛い目にあうやつ。そのアニメで大笑いした直後に、リアルおじさんの脇に置いてあるネズミ捕りにリアルねずみがはまってそこでこの作品は終わる。
多分典型の関係ににはまりきれないギャップがリアルにある・・・みたいな。我に返らせるみたいな演出かと思う。
このギャップがなんかダメだった(良い意味で。)デビット・リンチ作品も多分こんな感じだと思うあーリンチ無理かもと思った。リンチはブルーベルベットとあと1作品しか観てないけど半目で見てた。


まったく関係ないしどこで読んだか思い出せないけどトムとジェリーについてファンか誰かが(完全に記憶があやしい)が「ジェリーはトムが死んだあと、凶暴な他の動物かなんかに怖い目にあってわざとトムは自分を捕まえなかったのだ、自分はあいつで遊んでいたつもりで遊んでもらっていたのだ」と走馬灯のように思い返す、という話があったと思うが書いてて今思い出した気がするけどこれ2ちゃんのアニメ創作裏話みたいなやつだったかもしれない。読んでいただいたのにすまない。でもこれはそうかなリアルだなと思える。


・・・・・・・・・・・・・・・


えーあと5作品はあったと思うけどなんか思い出せない。印象が薄いというか記憶力が悪い。思い出せたら追記するかも。
ユジクでチェコアニメのDVD売ってたので買いそうになった。1枚4千円ちょいでvol2以上は出ていた。
あーチェコアニメに浸りたくなってきたよ。面白いよアートアニメーション。
自分は仮想の世界に現実味を見出しづらい性質で、現代でも中世でもその時代のリアルを切り取るような小説をほとんど読まないのだけど、あらゆる小説はこう、アートアニメみたいに意思を持った視点から見るようなものかと思えば読めなくもなさそうだった。
あーでも不明瞭な舞台に翻弄されるからちょっとな。。幸せ目な現代社会に感情移入できないからディストピアが好きなんだよね・・・SFはまだ仮定の世界を意思持って動く感じがしていいんだよ・・・現代を舞台にした小説?現代小説はよくわからんわ・・・意思薄弱の主人公が成立するのが分からん。取って食われろ


・・・・・・・・・・・・・・・・


番外


保坂和志『遠い触覚』を(1/10くらい)読んで


面白くなくて読めなかったわけじゃなくて評論エッセイ読むの久しぶりで時間かかって図書館に反したんで読めなかったやつ。面白かった。リンチ監督のマルホランドドライブ本だろって感じで好き好き大好きしてる本。にくめないおじさんかんぱない
保坂さんがリンチのどこが好きなのかというと多分、できあがった定型を裏切られた瞬間に受ける現実の衝撃がリアルだ!ということを思い知らせてくれるからかなという予感がした。


もし作品が空想物語でも、自分が受けた影響や衝撃は現実だという感じ。
(これが分からなくて自分は本の楽しみを享受しはじめるタイミングが遅れたと思う)
(現実はすべて色眼鏡を通しているので客観的な現実は自己に存在せず現実そのものこそ空想に近い説もあるけど~面白いけどやっぱり衝撃はリアルだと思う。)


あんま関係ないけど写真家の星野道夫は「感動を伝えるには、自分が変わることだ」(超意訳)と言っていたね。感動はリアルな現実なのだと思う。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

あとやっぱはてなブログ、10分も書くと重くなって文字書きに支障出るからクソだな。ダイアリーはそんなことないのになんなの・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


話がそれました。またアートアニメーションをもっとみたいとおもいました。DVD高いです。おわり!

イベント一般参加 : コミティア vol.42

 

メモガキ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

状態と概要

・参戦2回目(5~6年ぶり?)

・下調べブース1件(ツイッターのみ)

・めちゃくちゃ疲れた(5時間歩いてほとんど座ら(座れ)なかった)

・何か作りたくなった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

何か購入した店舗(順不同)

 

・ATELIER COCO

 光の透ける美しいポップアップカード(1200円)とキャンドルライト(100円)のセット、追加キャンドルライト、立体にできるポストカード3枚(450円)。

 品ぞろえが個人とは思えないほど豊富。

 以前pixivで見てからとても気になっていた。販売ブースは大人気だった。紙ものが多いので、つけてくれた厚手のビニールバッグが嬉しい。

 自分は紙ものが好きなのかもしれない、紙に必然性を感じるもの。

 ATELIER COCO アトリエココ

 

 

 

・miyazaki kanae

 美しい色鉛筆で描かれたイラスト集(300円)、ポストカード2枚(100円)。

 原画の展示あり。原画が見たくて行ったのもある。主線が何で描かれているのか気になっていたので。

 twitterフォローしてる(単眼垢)

 

 

・sugino harumi

 登山用品のイラストが描かれたポストカード1枚(150円?)

 シンプルなものはデザインセンスが試されると思った。エゴの排除というかんじ。

 紙袋に自作のスタンプと、自作のクラフト紙テープが貼ってありとても合う。

 杉野 晴美

 

 

・yuji kusudo

 オリジナルアニメーションCD(300円)。

 一番最初に買った。絵面が面白かった。

 観た。線がヨレヨレすぎなくて良かった。1割くらいは固さを感じる。

 アートアニメーションばかり置いてあるイベントはないのかしら。

 つながる情報は検索で見つけられず。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その他

 

・大崎メグミ『車内絵日記』

 こういうのやりたかった(羨ましい)

 フリーペーパーもらってきた。これは大事にとっておこう

 デザインできるひとみたい、強い。

 OMEGUMI---Megumi Ohsaki Portfolio Site - TOP

 

 

・decmee

 自作ボードゲームのクオリティが高そうだった。 自由が丘で12/12-13までplaaaay!という合同展をしているというハガキをもらう。

 HP、デザイン力高い人たちが楽しくやってそうで羨ましくなった。

 decmee | 岐阜と吉祥寺を愛するデザインユニット

 

・博物フェスティバル

 面白そうだよね 1221-1227 神保町ギャラリーCORUSOでミニギャラリーするとのこと。

 博物ふぇすてぃばる!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

欲しくなったもの

 

・Effe funya&osyaru

 ガラスの時計(だったと思う)。なかなか美しかったが、秒針の音が嫌いなのと(うるさいタイプかは未確認)、そもそも自宅で時計を確認する習慣がなかったのでやめた。

 他にもシーグラスや陶器、陶器のアクセサリが美しかったなぁ。

 Effe* :: ホーム

 

 

・doop paper accessory

 紙アクセサリーが鮮やかでポップ。ありがちな「模様や色を少し変えました」という感じではなく、相当に1つ1つ違いがあって面白かった。同行した友人が購入していた。いいなと思ったが気に入って買ったアクセサリーさえほとんど身につけないことを思い出してやめる。お金があったら買ってたかも、地味な格好にあわせたら面白そう。

 もったいないのでHP更新してください!

 doop paper accessory

 

 

・クアトロガッツ『小さいふ』

 小さいさいふ。かなりよくできているが、小さかろうがお札は2つ折りが良いのでやめた。お札の右耳が少しだけ折れてしまうのが惜しい。

 かなり具体的に客層を食いにきてて感心した。(10~30代女性が多かったように思う。この年代は小さい財布需要が微妙に高まっている層だと思う。バカ売れしていた。商売うまい)

 友人二人が購入していた。あいことばを入力するとネットでの購入金額から1000円引きになるというカードと小さなおまけのセットをくばっており、友人がなにそれと寄ってみる。それを見た私も欲しくなるも、会場限定価格で同価格になっていると気付く。送料がかからないだけ今買った方がお得という話になり購入した友人もいた。(商売うますぎる)

 

小さいふ。ちょっと賢い革小物クアトロガッツ 小さい財布・極小財布 4Gats Official Store

 

・kamaty moon

 スチームパンク系の動物フィギュア。プロだった。

 金と地位があれば買いそろえたいと思った。物体に対しての欲望があまりなくなっているので購入しなかったがものすごくツボだった。はじめに目があったやつが既に売れていたので助かった、なんか買いそうになってた。ものすごく凝ってるので絵に描きたくなる感じ。

 kamaty moon contents

 

・SENZADITE

 とても好きな感じのバッグやポーチなどを売っていた。しかもかなり安く感じた。

 フェミニンすぎずクールで、でも優しくて非常に好みである。クラッチバッグは使いどころがないので買わなかった。

 韓国の方らしく日本語に難儀していた。通訳いたらかなりいけそうな感じ。

 SENZADITE(센자디테)

 

・LIBLIGHT 

 テント型のポプリ入れがかなりグッときたも、物量が増えるなと考えてなんとなくやめた。今思い出すと少し欲しい。ただほこりをかぶる布が増えるの好きじゃないんだよな。。。

 コラにはうすいわら紙を使っているようだった。勉強だけさせてもらった・・・

 Ame.@デザフェスK-96 (@Ame_22_) | Twitter

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

またまたそのほか

 

・D-19、バクやペンギンなど白黒動物のマグカップなど

 良かったんで友人に教えたいんだが、公式サイトでの検索が下手なのか出てこない。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

気付いたこと雑多に。

 

 

カオス感が薄れてライト層の取り込みな感じになってきた?

小物半分・技術のある工芸・イラスト。アングラが排除されてきた感じ・・・?数年くらい前の記憶なのであまり定かではないが。歌ってくれそうなおじさんはすごく気になったね。

小さいふとかもそうだけど、広告見たいに使ってる人も多いなと感じる。あと広告のうまい実力者が一定数いて勉強になる。

立体物とイラストが並ぶと、基本的に立体物が勝つ。

ブースの高さ規制はあるのか?腕ふりくまさんが危険な高さだった。

シンプルならウケるものを堂々とやれば行ける気がする。ただしヘタウマは相当ツボを抑えたヘタウマでないと、かなり数が増えてきているからはけないかも。

メッセージ性。何なのか、一言で言えること、一目で伝わること、隣の友人と「○○だね」って言えることは印象にかすりやすくなる。(会場が広くうるさく摩耗するのでなおさら、分かりやすくないと目を配れない。自分がブース1つを見る時間は1秒だった)

魅せ方、商品の生かし方、雰囲気作りが重要。単に年季の問題もありそう。ただ物語のおすそわけといった体で何がしかやらなきゃきつそう。

iphoneのクレカ決算装置パない。

客層に実用品をぶつけて壁サークルになると爆発力がヤバそう。

価格帯は100、300、500、1000~があると良い。良いが、500以上は買わせる実力が相当試される。

何か作りたくなった。これをきっかけに友人と何かやろうと盛り上がる。よいことだ。何か面白くなればいい。数人で勝手にやるならディレクターが必要だと思う。

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

f:id:toremorosuramu:20151122182209j:plain

でかい顔してごめんなさいちょっと事情があってのせるの~

 

以上、感想でした。

水彩絵の具の買い足しについてメモ ≪1≫

この記事では色々迷っているけどなんとなく路線が決まってきて、そのメモを新しく書きなおしています・・・

(170214追記)この≪1≫で悩んでいる内容は今読み返すと正しくない情報がいくつか含まれています。修正しました。

水彩絵の具の買い足しについてメモ ≪2≫ - とれもろすらむる

水彩絵の具の買い足しについてメモ≪3≫ - とれもろすらむる

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

透明水彩の色数を増やそうと思っている。非常に参考になるので貼っておく。

今はホルベインの8色を使っているんだけど、セットだったもんであんまりいい色入っていないんだよね。なんかくすんだ感じになりがちだし。

足すなら2色じゃ不満になりそう、ならパレットも買う?とかすると結局3千円超えそうなので、それなら絵の先生おすすめの発色がよいW&Nのアーチストハーフパン、もしくはW&Nのコットマンでも良いかなぁと思う次第。

先の知恵袋によると、

・W&Nのコットマンとアーチストカラーは、パンの大きさは同じなのでよく使う色を入れ替えるのも良い

ホルベインは中間色が豊かだが耐光性はW&Nに劣る(そんなに保存するかしら?)

ターナートランヴェールも良いが、その場合は赤色系に若干注意が必要

ということだそうだ。

 

なんでW&Nが良いかというと、しっかり情報公開しているという点で信用できるねということらしい。あと発色が違いそう。興味はとてもあるなぁ。

ただ、ガンガン描きたい気持ちもあるので、それなら安くてもいいかな・・・と思わなくもない、けれどもやっぱり発色は良いほうが楽しいよな。

 

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

 

こちらは収集マニアが答えている。

>>

ホラダム>>マイメリ≧W&N>>トランヴェール≧ヴァン・ゴッホ>クサカベ>月光荘ホルベイン≧W&Nコットマン
という順番で使い勝手が良いと思っています。お値段との兼ね合いで、基本的な色をW&Nで固めて、鮮やかさが欲しい色をホラダム・マイメリ、渋さが欲しいものをゴッホ・クサカベ、アース系の色をトランヴェールで…という感じに補っています。
質とか詳しいことはわかりませんが、高いものは透明度・色の伸びなどが全然違うと感じました。ホルベイン→W&Nで「おおぉ!」、W&N→ホラダムで「次元が違う…」となりました。

<<

とのこと。ホラダムブランドはシュミンケから出ているな。1個1000円。

マイメリも1個1000円。その中でW&Nは健闘しているといった印象か。

;ハーフパンとパンの違いのせいかも?

(訂正:驚きのハーフパンで1000円越しました。)

W&Nでもコットマン買うならホルベインでいいって感じかなぁ、もう8色持ってるし。

アクリルはマイメリがいっとう良いと先生は言っていたがこの人はねっとりと評しているな。

こういうのはよく話を聞ける人からアドバイスをもらった方がよいが、そんなに山ほど使うものではないらしいし実際まったく減らないので、W&Nのハーフパンにしようかなと思う。

 

www.geocities.jp

 

 

こちらは染料についての記述がある。

>>

私は1部の色を除き、基本的には単一顔料で揃える様にしています。チューブから出した絵具をそのまま使う事は余りなく、どちらかというと頻繁に混色する方なので出来るだけ組成が単純な物の方が彩度の低下、濁りを防ぐ事が出来るからです。
特に国産の物は高価な顔料、毒性の強い顔料(コバルト系やカドミウム系、ビリジャンなど)を使用せず、代替え顔料で製造する傾向にあります。それ自体は悪い事とは思いませんが、せめて色名は変えて欲しいですね。例えばオーレオリン(コバルトイエロー)は黄系ではめずらしくコバルトを原料とした透明な色ですが、代替顔料にホワイトを添加して透明感が損なわれているにも拘わらず、色名はそのままで高い価格で販売してたりするので注意が必要です。

<<

単一顔料ってのは多分一番高い絵具だと思う(勘)、コバルト、カドミウムなどで、~語尾にヒューとかつかないやつ。

(訂正:そんなに間違ってはいないが単一顔料が必ずしも高価だとは限らない。~ヒューは模造を示す言葉なので安価なものにつくケースも多いが直接的な関係はない。)

先の知恵袋にも記述があったが、このページでも後々に買い替えすケースがあるみたいだ。ハーフパンはおそらく規格が統一されている。

(訂正:ハーフパンの規格はほぼ統一されているが、若干のケースの厚みに違いがあることにより各社のパンケースで少しがたつきが出る場合もある。その程度の違いではある。)

Winsor & Newton社の16色セット(ヘビーウェイトBOX)に買い足している。自分もこの買い方にしようかな。

 

 

と思ったがこれは廃番らしい。

 

 

 

パンの大きさについてはこちらにこんなコメントが。

www.amazon.co.jp

>>

W&Nのパンは厚みが他メーカーのそれよりも少しだけうすく外寸がそれだけ小さいので、12色入る一列にそれぞれ13色入ります。
これは、便利と言えば便利なのですが。

<<

このセットは悪くなさそうだ。12色入りで、12色を追加で入れられそうだ。

他サイトで6千円。amazonで6520円、送料無料。世界堂は品切れ。世界堂で買えると良いんだけどなぁ、ポイント結構つくし、店舗にあれば実質5800円くらいになるのではないか。新宿で探してみよう。あり次第買ってもよいかもしれない。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

ということで『ウィンザー&ニュートン アーチスト ウォーターカラー ハーフパン 12色セット』に、必要そうな絵具を買い足すことにした。

ことにした、って言ってもすぐに買えるか分からないので、そこらへんは適当なアレで。

以下これに決めた理由を整理する。

・価格。ホルベインの8色にパレットともども買い足すと3000~4000円、それより優れた発色で12色が6500円で揃うならそちらの方がいい。かといって24色を1万円でセット色をすぐ買うほどの財力はない。ホラダム、マイメリの1個1000円も手が届かない。

・ハーフパンの携行性

・他社絵具と混ぜて使う利便性はチューブも固体も変わらない(チューブもパレットに固めるから)

・チューブ(固めたもの)とパンではチューブの発色が劣ると先生から聞いた

・先生にオススメされている(安心して使える)強い理由!

 

 

もし白黒が入っていたら白黒に1000円も出せないかなぁ。でもこちらはケース付きなのでその分くらいの元はとれるかな。ケース500円って感じ。自分で絵の具をそろえるなら、使わない絵の具が2個あれば1500円くらいまではケースに出せるな。すると10色5000円+パレット1500円で6500円、なんだそれならセットでいいじゃないか・・・頭悪い・・・・

まぁでもケース自体に不満はないので、なんかこれでよさそう。

 

ということでこれを買って、描きつつ、どうしてもここの発色がもう少しほしい!となったらシュミンケのホラダムを足そう。それではいつになることやら、12色に買い足す色に、カドミウム系はシュミンケにしてもいいかなぁ、なんて。いやいやまだ早い!

 

水彩は紙代がかかりそうだなぁ。まぁそこらへんは別で。

 

1時間ほど調べていた、ああ、楽しかった!

覚書『KILLER☆KILLER GIRLS』 : 続く緊張感と、訪れそうで訪れきらない弛緩

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ギャグの基本はギャップだと思っている。

このマンガはギャグ漫画だけれど、このマンガのギャグが成立する瞬間はわりと明暗が激しい。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

①自己主張の激しい衣装×服装の自由のない刑務所

②永遠に続くかのような日常系×他人に侵され近々殺される肉体

③消費しやすいセックスアピール×読み手の性的消費に都合の悪い、性格と肉体の生々しさ

 

という、意味的な明暗が極端にはっきりしていると思う。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

①自己主張の激しい衣装×服装の自由のない刑務所

謎。1巻を読んだ限りではこの奇抜な服装がどういった経緯で認められているのか、またはスケイプその他の幻想なのか定かではない。お着替え話があるので集団幻覚か、刑務所内でスケイプ・他凶悪犯らの服装は特別に認められているのだろう。

という都合はさておきありえねぇだろ!!と思いながら読むけれども他の日常系の制服もたいがいありえない服多いよね。

 

 

②永遠に続くかのような日常系×他人に侵され近々殺される肉体

主人公のスケイプがあこがれる日常系は、まるで永遠に続くような幸せな時間を過ごしているその瞬間をクローズアップする。日常系の主人公らは、封鎖された生態系のように緻密なバランスを保っている。そのバランスは他人の無接触や距離のある付き合いにより保たれ、時に他者により壊されそうになったとしても自浄作用が働くように回復し、傷は修復していく。この漫画のように他人によって理不尽に力で(処刑の約束があるとはいえ)幸せな時間がブツ切れたりすることはない。

限られた状況の特殊なバランスで成り立っているこの繋がりはこれからガンガンぶちぎられて行くのだろうという予感がキャラクターに視線を集中させる。緊張感。

 

 

③消費しやすいセックスアピール×読み手の性的消費に都合の悪い、性格と肉体の生々しさ

メインキャラクターたちにはほぼほぼ立派な乳があり、パンチラなどの王道セクシーイベントは一通りこなしていく。しかしそれでも、エロイベントに消費されきれないような自我が垣間見える。1話目1発目のアレ、交換条件としての性欲処理にいらだつヤガー、立派すぎるでべそ、過剰な自己意識ゆえになんかエロくない半裸。

性的に愛でるには生々しすぎて都合が悪い。CDとかちゃんとデブで余分な肉が見えるし、ケイビーの体は痩せすぎている。描き込みは読み手の理想を裏切るけれども、これは無視できない他人としてのリアリティを訴える描き込みだと思う。

性格的にも一筋縄ではいかない。実際の人間と話していると「こいつこんなこと考えていたのか」という他人感を感じることがあるが、それは自と他の間の違和感によるものだと思う。違和感は生々しい。違和感は人を緊張させる。

抽象的なものには理想を投影しやすいけれども、所々で他人のリアリティをぶち込んでくる感じ。(肉体のほかにも、処刑する力や侵す力、取引できる力なども入ると思う。)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

この作品が気になる理由は緊張感があるからだと思いました。

んであと、読み手の性的嗜好によってだいぶ読み方が違う漫画になる可能性があるなぁと思う。エグい想像に耐えられるキャラクターが多いなと思いました。刑務所があるような法治国家で刑務所に入るってことは、それなりの危険を侵してくるだけの自我があったんだろうなぁとか。

 

魅力的な漫画だと私は思います。

 

ばーっと思ったこと書いた。久しぶりに書いたのであんまうまくいってないかも。

おわり!

お題交流絵をtwitterで!メモ

twitter 交流絵企画のメモ

 

 

 

【すべてについて】

【画像の形式】

・絵の交換をtwitter上で完結するのであれば画像は劣化のないPNG形式でもらった方が完成品がきれいになるのでよい。線画交換などでは重要かも。

 (追記:サイズが大きくなると自動で縮小される場合もあるらしい?未確認)

・集合絵など画像サイズが大きくなる場合、何らかのほかの手段で(Pixiv、サーバーなど)再配布できるとよい。

twitterの画像URL末尾に:origをつけると投稿時のオリジナルサイズで画像を閲覧できる。

twitterのアプリなどを使うと問答無用でjpeg形式になっているかもしれないので、PNG指定する時は画像を保存する際に指定することが必要。

 

 >>

画像 ファイルサイズの変化(色数・グラデーションの少ないイラスト)

・684*1800→455*1197
png(568KB→296KB)
・jpg品質100(409→35)
・jpg品質60(64→35)
・jpg品質30(44→35)
 ツイッタ投稿時に圧縮されるのでJPG品質は若干しか関係無いっぽい

 <<

 

 

【コーディネート企画】

・色を決めちゃって1枚描く

・形式を指定(サイズ・白背景・形式)

 すると早いかも!

figma テーブル美術館 考える人を買いました

f:id:toremorosuramu:20150731212407j:plain

イラスト好きのとれもろです。

 

このたび初フィギュア買いました。

figma テーブル美術館シリーズ 考える人

です。わーい

 

感想は、

・初figmaをネットで買ったら思ってたより小さい

・動かすこと自体がポーズの勉強になる

・筋肉がはっきりしていることがデッサンにありがたそう

・そこにあるだけで面白い

 

です。

初可動フィギュアで何をレビューすればいいのか分かりませんがとりあえず書いていきます。後ほど書きたすかもしれません。

 

 

・大きさ

f:id:toremorosuramu:20150731223600j:plain

これについてはほぼ何も考えずに買いましたが、初figmaは思っていたより小さかったです。

腕一本を伸ばしたあたりに立たせて、デッサンすると良い感じになりそうです。

人をクロッキーするの、狭い部屋だと難しいので、これは結構ありがたいです。

 

 

・色合い

f:id:toremorosuramu:20150731204840j:plain

これは少し画像をいじってあるので若干明るめに出ています。

figma初購入なので期待されるクオリティがいまいちわかりませんが、自分はデッサンとポーズ確認目的なので十分だと思いました。

(現在企画中の石膏バージョンについて。デッサン目的であれば石膏のほうがやわらかい影をとりやすいかもしれませんが、ブロンズバージョンでも十分デッサン用途に使えると思います。ブロンズ特有かは不明ですがテカリがあるので、照明をある程度絞れば筋肉のトップは分かりやすくなりそうです。)

 

 

・関節

少々はずれやすいかも。しかし1時間ほど触っているうちに、関節外しせずに動かすコツが分かってきたので慣れの問題に感じられます。

左足がはずれやすかった(というか通販店で開封した跡があり、外れていた)のですが、グイッと入れるとちゃんとはまりました。ネットショップの○○さん、開封済みって明記しないならバレないように開けてください!足はめくらい頑張れよ!

(多分その店舗のラス1だったので、こういうこともあるのかな。

可動域は、figma初心者なので何とも言えませんが、飛び蹴り、女の子座りは難しそうです。(求めるものが高いかも!)

 

 

・パーツ

今回初figmaですが、手のパーツがよくできているなと感心しました。

「『考える人』のポーズ」をするのには手と顔の交換が必須ですが、さほど難しくなく交換することができ、これまた感心しました。

f:id:toremorosuramu:20150731215117j:plain

手は合計10個。

f:id:toremorosuramu:20150731220252j:plain

おお~。色が濃い目のせいかけっこうリアルに見えます。

ブロンズ色のせいか、小さなシワや凸凹もわりと目立つようです。

 

 

・手の内容・

開き(左右)

握りこぶし(左右)

軽く握る(左右)

立ち時脱力(左右)

軽く指さし(右)

考える人のポーズ用(右)

 

 

・ポーズ

初心者自然なポーズを探すのが結構大変かも。ニコニコ動画youtubeで講座を探すとよさそう。

f:id:toremorosuramu:20150731222102j:plain

ふてくされ・もしくは照れのポーズ

安定して立ちそうなポーズを探して立たせると自然な立ち姿になったのは感動しました。ちょっと内また気味にするだけでなんだか女の子っぽくなったり。可動フィギュアは面白い!

 

 

・心遣い

パーツ保管用のジップロック的袋が付いていることに私は感動しました。

なんて日本的な心配りなんだ!

 

 

・面白ポイント

やっぱり見慣れたシルエットなので、視界の端に映るだけで若干ウケます。

 

 

・デッサン用途としては?

まだ描いていないのでそのうち!!

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

めも

・画像の明度調整にinstaflash(超便利)を使用しました。

はてなダイアリー、たまに編集画面を開きなおさないと激重!!

東方Project ファンの年齢層について

 

 

東方プロジェクトのファンの年齢層 について

 

 


どこかの調査で、10代のファンが50%を占めているらしい、ということを知りました。

ぼんやりイラスト描いてる人(たま~に描いてツイッターに流す程度)視点で、

なんで10代に人気なのか考えてみたことをメモしていきます。

(画像とかはぐぐってください。『東方projectファンの年齢層クソワロタ』など・・

 低解像度の画像から漠然と読んだところ、10代およそ49%、20代33%、30代10%、40代のこり%でした

 調査方法は不明なので、場所、期間も不明ですが、恐らく'15例大祭のデータかと思われます)

 

 

結果


・参加人口が多く

・コンテンツ初期参入がしやすく

・超初心者からセミプロまでのプロセスが明確化している


この3つがすんごく支えている気がしますね。一言で言うと、参入しやすく奥が深い趣味なのだ、というめっちゃよくある話になりました。

 

 

 


・・・・・・・・・・・・・・

 

というところまで書いてめっちゃ面倒になってきたのであとは思いついたものを箇条書きで。

 


同人の特徴


・製作者と消費者の層が重なっているイメージ


 ・消費人口のかなり高い割合が生産人口に転化しているイメージ

 

 

かける

 

 

・敷居が低い。初期参加コストがほぼゼロで、なおかつ参加形態が多種


 ・ツイッター(イラスト消費、生産)

 ・ニコニコ動画(動画)

 ・Pixiv(イラスト消費、生産、メイキング含)
 ・同人誌即売会(総合コンテンツ消費、生産)

 ・ゲーム(元ネタコンテンツ提供) など


・コンテンツ生存暦が長くコンテンツが豊富


・ニッチな物語も支えられる(人口の多さ故)

 

 

かける

 

 

・イラストが描きやすい


 ・ツイッターで落書きでもふぁぼしてもらえる

 ・絵のレベルが自分と近い人と知り合える(理由:生産人口)

  ⇒モチベーションが落ちにくい


・絵のレベルが自分と近い人と知り合える(理由:生産人口)(2回目)

・参考になる講座が山のようにある

  ⇒参考になる絵がたくさんある


 ・オリジナル衣装の基本形態がシンプルで描きやすく、凝れる

  ⇒凝り方で勝負ができる

 

 


こんな感じでしょうか。

 

・エロコンテンツ

・ニコ動ユーザーの特徴

 についてはほぼ興味がないので全く詳しくありませんが恐らく重大な要素だと感じてはいます。

 荒れている場所もあるようですが、自分のツイッターTLで見る限り、マナーの良い絵師さんが多いなぁと思っています。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

あと10代について想像した物語については

・全盛期を体験しこなれた絵師のテクニックを見てそのノウハウを吸収するカリスマ的10代絵師を中心として10代消費者が増加

・消費者が増加したことによる生産者の増加

という正のスパイラルがあるのかなと、なんとなく雰囲気から。根拠は特にありません、勘です。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

個人的なアレなんですが、web上で添削形のデッサン教室のかわりになるものがあればさらにコンテンツの成長速度とパワー、人口は増すと思います。イラストレーターの中村祐介さんくらいにやれれば最高なんですが、ああいう神(慈悲と業界への愛が溢れているプロ)の所業は神だからこそできるのであって一般人にはちと無謀そう。


金にならずに時間がかかる、その上ネットではマナーが悪い人もいるので私はまったくやる気は起きませんが(自分にはその技術もないし!)


教えるのも大変だからね。

 

 


あと勘違いして頂きたくないのですが、


・これなら俺(私)にもできるかも!


というのは非常に大きなモチベーションになるので馬鹿にできません。超大事です。東方が押さえている一番大事なポイントはここではないでしょうか?

自分で、自分の見てみたいものを生み出す楽しさや喜び、人と同じものを共有できる時間はすばらしいものだと思うのです。それへの第一歩だと思います。


手を動かして楽しむという刺激を知る方が1人でも増えることを願っています。

コンテンツにとって、若人は宝です。

 

・・・・・・・・・・・

 

あと、はてなブログの記事作成、IEなんですがガチ重です。なんなの?

 

文字 が 遅れて 現れるよ!