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とれもろすらむる

イラスト好きなとれもろすらむのブログです。

水彩絵の具の買い足しについてメモ≪3≫ 【最新版】

透明水彩絵の具

 

 

このブログで一番読まれているのが同タイトルの記事①らしい、だけど少し状況が変わっているので現状を書き起こしてみる。

後半には絵の具の使い方とか気になってることも少し描きたした。

ほとんど自分用の防備録です。

 

*170213 ホルベイン2mlチューブの誤表記をホルベイン5mlチューブに直しました。5mlは2号なので号数とmlを混同したらしい。失礼しました。

 

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 ・はじめに、自分が描いているものについて

 ・自分が描くのはだいたい人物イラストと背景ちょっと、それから静物画も少し

 ・使用道具は透明水彩、シャーペン、ねりけし

 ・紙は準備の面倒くささを低減するためブロック紙がメイン。サブではがき大水彩用紙

 

 

 

・利用している絵の具について

 ・主に使用しているのはW&Nのハーフパン(固形)

 ・W&N ブラックボックス セットの12色から買い足して26色に増えたがもっと欲しくなりシュミンケのハーフパン用ケースを買う予定

 ・これなら始めからシュミンケのケースとW&Nを買い足しまくりでもよかったんじゃないかと思っているところ。ただ始めからベストの状態は想像できないのでまぁまぁうまく集めてる方ではないかと思うほかない。水彩にハマらない可能性もあったわけだし。始めから大きいパレットだと「使いこなせてない・・・」などと思って気持ちが負けてたかもしれないし。始めに買ったパレットは引き続き使うので損をしているとは思わないが2つの使い分けをどうしようか考えはする。

 ・シュミンケのケース(48色)はでかいのでこれでいいのかなぁと迷っている。でも利便性からこれを選ぶだろう。

 ・空のハーフパンが売っていないので使い終わったケースはとっておこうと思っているのだがいっこうに減らない。

 

 ・サブで使用しているのはホルベインの5mlチューブ

 ・水で溶いて大きい面に散らすのがハーフパンだとやりにくすぎて大きい絵に手をつけないので背景用に購入。

 ・26色のアルミパレットも購入。ホルベインの安いやつ。チューブ絵の具を出すならプラスチックはおすすめしない。プラに色がしみ込むので白紙や白が好きな私はモチベーションが下がった。

 ・背景によく使う主に青色を集めている。

 ・なんかもっとこう、この色は違うな・・・となったらW&Nで買えばいいかなって思ってる

 

 

 

・筆

 ・コリンスキー的な筆(コリンスキーではない)を使っている。一本600~1400円くらいの筆。

 ・5本セットになっている赤軸の筆はおすすめしない。良い筆を一本買えば分かる。含みが良く線がすぐかすれたりしないし、言う事を聞いてくれるので良い筆を買うと絵を描くのが楽しくなる。

 ・正直まだ筆にこだわるほどの腕はないかなと思っている。

 

 

 

・絵の具会社

 ・W&Nで不満に感じたことはない。ただ色の数が40は欲しくなってきてるので、40個ハーフパン買うと合計2万円プラスケース代の7000円で2万7千円。好きに描いた絵が売れればいいのに。ホラダムで買えば半分の20色しか買えないだろうから私の身の丈にはやはりW&Nだろうと思う。

 ・ホルベインは選ぶ色によってるかもしれないけどなんとなく糊的なツルツルのものを感じる。これも塗ったら塗ったであまり不便は感じないものの、神経質なので溶いた時に気になる。気にしなくていいと思う。

 ・この2社以外は使っていないので色味は分からない。

 

 

 

・絵の具または絵具会社の選び方について思うこと

 ・線画がペンではっきりと描かれていたり、輪郭が強めに入るようなイラストなら近所の画材屋で手に入る会社の絵の具でかまわない。(児童用の絵の具は強度・彩度の点からおすすめしない)

 ・描く紙がF8前後の大きさになってくると透明感というか、絵の具そのもののニュアンスでも勝負しないとやってられないので、大きいサイズのものを描く予定があるならばW&Nかホラダムでいいのではないか。

 ・人のを参考に選んでプレッシャーになるようであれば基本色と自分の好きな色を買っていくのが一番好きな絵を描けるし、そうなると必然的に絵の具の数は増えていくので余裕のあるパレット選びが必要だ。

 ・あとは金の許す限り憧れを消化していくのも、趣味でこそアリな集め方だと思う。

  ・色は混色で作り出せるとはいえ20色くらいはあるとやはり楽なので、それぞれの会社の絵の具価格の平均値かける20の値段を出してみて出せる限りで良いと思う絵の具を買うと吉か。

 ・もし人に売って50年後も見てもらいたいと思うなら耐光性でも選んだほうがいい。新しい色より古くからある色が強いのは当然だとは思うが今は新しい絵具でも工夫されているようなのであまり気にしなくて良いか。ただやはり特にオペラ系など蛍光色はアクリル絵の具でも水彩絵の具でも光に弱いので売る可能性がある色にはあまり使わないようにしている。オペラでも直射日光ガンガンで5年10年は持つと思うが。

 ・そもそも全ての絵は紫外線で褪色する、室内なら20年は余裕で持つと思うけど。長く持たせたいなら湿度のあまりに高すぎない暗所に置くべき

 

 

 

・水彩絵の具の使い方について 基本的に写実から考える

 ・白と黒はできるだけ使わないようにする。クロは混色で出したほうが美しい。バーントアンバーとウルトラマリンブルー、あるいは茶系の色少しと藍色で作ることができる。

 ・水彩絵の具にも透明度の高い絵具と透明度の低い絵具がある。どれでも使い分けるときれいに仕上がる。売り場に塗り見本が置いてあると選びやすい。または絵の具会社のHPに透明度が紹介されているので印刷して持っておくと今何色がないかわかって便利。

  ・始めは透明度の高い絵の具から集めるのが良いだろうと思う。水彩の透明度がだいたいつかめたらよく描く物の対象物の固有色を透明度の低い色で集めるといい。

  ・前にレモンを描いたとき、透明度の高い黄色を使ったので何回塗っても黄色がうまく出ず絵の具がガン減りしたことがあった。こういうときは不透明の黄色(カドミウムイエローなど)を使うと良い。逆に空気感を出したい時に不透明な絵の具を使うと下に描いた色を覆い隠してしまって空気感も何も出ない。これくらいの使い分けでよいと思う

  ・透明度の高い絵具と低い絵具を同じ量混色すると透明度の低い絵具が勝つので絵の具がもったいない。混色は似た透明度の絵の具どうしでするべき。

  ・透明度の違いを知るために、一冊小さいスケッチブックを塗り見本用に作ると良い。今クロッキー帳に1色で濃淡のある絵を描いているがこれも楽しい。

 ・絵の完成形の色が想像できないうちは何層にも重ねすぎないこと。

 ・デジタルの、いわゆる厚塗りは中間色(明度的には明るい灰色)から塗り始めるが水彩は明度的に白→うすい灰色→濃い灰色 と進めていくことになるので、それを意識できないと明暗を作りだすのが難しい。

 ・難しいと思った時には、影に描くものの固有色を置いて、明るい方向に水で少し伸ばすと良い。結果として、白い直射日光が対象物に当たっている絵になる。

  ・または、陰影を黒以外の濃淡で描き、固有色を配置していくのもあり。

 

 

 

描きたいものを忘れない程度に絵の具オタになると話が早いと思いました。

でもあんま気にしないでのびのび描いたほうがいい絵が描けると思う。

 

 

 

・絵の具の非常にざっくりとしたおすすめ

 ・さぁ水彩買いそろえてイラストを描いてみるぞ!という人ならとりあえずホルベインの5mlチューブを基本色3色+5色くらい買ってホルベインのアルミパレットに出して使ってみる。(最初から何色も使うよりも、2色で描いてみる練習をするといいと思う)次に描いてみたいキャラクターの固有色を不透明色で買いそろえていく。 マルマンの図案スケッチブック(A4くらいの大きさが良い)にとにかく塗ってみて、慣れてきたら買う水彩紙は中目か細目を選ぶ。

 ・イラストをある程度描き慣れていて展示会やイベントに出したいなら会社はあまり問わず自分の好きな色を幅広く15色くらいを買ってアルミパレットに出して使う。使いたい透明な色、不透明な色が出てくると思うので買い足す。

 ・かなり描き慣れていてただ画材に慣れられればセミプロ級ではと思える人なら、W&Nとシュミンケで外れはないと思う。

 ・好きな雰囲気の絵の人の教本を買い、それにあわせて絵具も揃え、1冊真似するのもかなり良いかと思う。

 

 

 

・筆について

 ・筆については自分もめっちゃ良い筆を使っているわけではないのですが、4号と8号それぞれ700~1000円ずつ出せばかなり持ちが良くちゃんと描ける筆かと思います。小さなハケもあるとよいけれども、とりあえずのイラストならこの2本でなんとかなると思います。

 ・自分はセットで2000円の筆を使っていたのですが水の含みがあまりよくなく、線を引く間にすぐ水が切れたり、太さを使い分けている間に乾いてしまったりと、時間が勝負の水彩絵の具とあんまり相性が良くない感じでした。安い筆5種類より良い筆2本の方が断然快適です。

 ・自分は背景を描き始めた時点で太い筆を買い足しました。太い筆だとムラになりにくいです。

 

 

 

 

・紙について

 ・もちろん水彩専用紙の描き心地はよいわけで高い紙になれば発色のきれいさが段違いだ。ただ練習の時点から1枚50円の紙を使うのであれば絵の具の買い足し代金にしたほうがよい。

 ・かといってコピー用紙くらいの薄い紙は水分を吸うとくっちゃくちゃになるしそもそも吸ってくれず水たまりになるので論外だ。

 ・マルマンの図案スケッチブックは3度以上の重ね塗りをするとたゆむしスキャンしてもゆがむが、慣れるためにとにかく塗ってみるということなら非常にコスパが良い。

 ・色を面白がるのも大事だし、枚数の多いクロッキー帳に色調べも兼ねて1色の濃淡で何か描いたりするのも楽しい。

 ・水彩紙は買って試すしかない。中目がおすすめ。ペン画など細かい絵が好きな人なら細目の紙でも楽しんで描くことができるだろうと思う。

 ・自分的な順番は水彩紙→マルマン図案→クロッキー帳→水彩紙とだんだんと敷居を下げて描く量を増やしたところで水彩紙に戻ってきている。イラストのワンドロなどで1時間くらいで人の立ち絵を描くならマルマンの図案、1時間でも水のにじみを多めに使うならブロック張りの紙を使っている。

・紙の保存について。湿気は紙の敵である。放置していてうまく水を吸わず描けなくなった紙のことを専門用語で「紙が風邪をひく」というらしい。湿気の多い立地なら、数年納戸に放っておくとまともに描けなくなる場合がある。ちょうど良い湿度に保ってくれる乾燥材というものがあるとどこかで読んだ気がする(カメラ用の話だったかもしれない。)、そんなに高価なものでなくても乾燥剤は乾燥剤なのでビニール袋に乾乾燥剤といっしょに入れておくと良い。自分は100均のジッパー付き座布団用ビニール袋に乾燥剤と大判の水彩紙を入れている。

 

 

 

 

水張りについて(170213)

 ・水張りは大判の作品を描くときに使っている。大変面倒だがびしゃびしゃにして描くたのしみはこれでしか味わえない。作品全体への描き込み量が違ってくる。

 ・250g/㎡より分厚い紙はウェットインウェットを用いない限り必要ないと思える。必要はないのだが、分厚い紙を水張りするとウェットインウェットがとてもやりやすい。

 ・紙の分厚さについて。かなりドライめに細密画を描くなら分厚さはあまり必要ないかもしれない。植物画など。

 

 

 

 

・耐光性について(170213)

 ・耐光性は主に色材に影響を受けているものだと理解している。昔から存在する色材は、色、ないしは耐久性、使用感に優れているから昔から今まで存在しているわけだけれども、耐光性について全ての色がパーフェクトなわけではない。模造した色で耐光性のある色もたくさんある。あまり気にしないで良いと個人的には思う。

 ・別項目に記述あり。

 

 

 

 

・消耗品買いそろえの失敗について(170213)

 ・揃えたい色、そして紙を最初からパーフェクトに揃えるのは無理、なぜなら揃えたい色というのが何だか分かっていないからだ。筆、パレット、筆洗のほかに買うものについての予算は1.5倍が、自分が必要とするものを揃えるのに必要なお金だと思っておくと良い。

 ・ネットから各社の色見本を見て印刷しておくと役に立つこともあるが過信は禁物だ。絵の具の一番良いところは質感・・・たとえば粒状化によるざらざら感やサイジングによる均一なしみ込みだけれども、プリンターの印刷ではそれは再現できていない。

 ・絵の具について一番失敗しなさそうなのは、その会社の三原色+透明色4色(好きな色を赤、青、緑、黄色から選ぶ)。好きなキャラクターの不透明色を買い足していくこと。

 ・画材ショー(17年は3月に東京で開催、ホルベイン、W&Nは参加を確認済)、ホルベインのイベント(ホルベインエンピー、過去数回開催)では試し塗りなど積極的に行えるので開催地近郊の人はイベントに行くと良い。

 

 

 

・水彩絵の具で気をつけると上手くなりそうなこと(170213)

 ・立ち絵なら、モチーフに白い部分を残さないよう塗ってみる。色の境目を塗りのこすと、塗りきれていない塗り絵のようにみえることがある。隣接して違う色を置きたい場合は、片方の色が乾いてから、もう片方の色を塗ってみる。

 ・背景を描かないなら、ドラマチックな逆光ということにして塗ってみる。逆光では、強い光により輪郭の少し内側も明るくなる。水彩において光は塗り残して表現する事が基本なので、輪郭より少し内側は塗り残す。めっちゃ上手く見える。

 ・影の色は、モチーフの中で統一するとまとまりが出る。くっきりした印象を残したいなら、最初に影の色をつけてしまうのも手。

 ・影の印象が弱い場合、パーツの反対色を置くとかなりくっきりとした影になる。くっきりとした影は、直射日光などの強い光を意識させるので、真っ白な背景や薄い色の背景などと相性が良い。

 ・慣れてきたら、光の色をモチーフに落としてから影をつけてみると、光源を意識させることができる。たとえば昼の日光はかなり白に近いが、夕焼けの色はオレンジ色で全体的に暗い。

 ・光の色は、影の反対色がかってみえる、とどこかで読んだ気がする。つまり、青色がかった影を落とせば光は暖かく感じられ、赤い影を落とすと光は冷たく感じられる。全体の色調によるところも大きいので一概には言えないだろうが、これはそうだろうなと感覚的に感じられる。

 ・画用紙は白い。クリーム色がかっているものもあるが基本的に紙は白い。つまり白いものを表現する時には、周りを暗くしてやる必要がある。白い花を表現するには、輪郭で囲う、周りに色をにじませて白を浮かせる、などいろんな方法があるが、どの方法でも大事なことは、「透明水彩において、筆で描かないことで表現できる色があり、それは白色である」ということ。水色を作る場合、不透明絵の具と透明絵の具では考え方が違う。たとえば水色を作りたい時。不透明絵の具では、青色に白色を混ぜることで水色が作れるが、透明水彩ではその白色があらかじめ紙にある、と考えた方が自分は上手くいった。つまり透明水彩での水色は、青の薄塗りによって作ることができる。同様にピンク色も赤色の薄塗りで作ることができる。このように同じ絵の具から数色作れるということから、まずは1~2色の限られた色数で、グラデーションを使い目の前のものを描く練習をすると水彩絵の具の使い方を掴めるだろうと思う。これはデッサンにおける鉛筆の使い方を習得するゾーンに似ている。

 

 

 

 

・水彩絵の具で知っておくと役に立つかもしれない雑学(170213)

 ・ここに書くことは素人の独学なので話半分で読んで頂けるとありがたい。

 ・そもそも水彩絵の具とは何か?色材(色の粉)を展色材(粘度のある液体、バインダー)で延ばし練ったものだ。展色剤が油なら油絵具になるが、水彩絵の具の展色剤はアラビアガムだ。アラビアガムは画材店で入手することができる。理論的には自前の絵の具を作ることが可能だ。その場合は乳鉢などを使い、時間をかけて色材をすりつぶすことになる。

 ・色材には特徴がある。耐光性などがその最たるものだ。イエローオーカー、日本名黄土色は黄土を色材として利用したもので、耐光性に優れている。自然界から採られた色を人工的に再現した色材もあり、それぞれの優劣の傾向は正直自分には分からない。なぜならどれが人工的に再現した色だか分からないからだ。

 ・それぞれのメーカー絵の具の耐光性は絵の具のカタログに書いてある場合が多い。これは恐らくそれぞれの判断基準に沿っていて、共通の指標は存在しない。

 ・顔料系と染料系。この2つは紫外線による褪色度合い、つまり耐光性に若干の優劣がある。おおざっぱにいって顔料は無機物をすりつぶして展色剤に延ばしたものが多く、染料は有機物を煮出したあと水分を飛ばし、あらためて展色剤に延ばしたものが多い。古代から顔料と染料は用いられてきたが、染料は紫外線で褪色しやすいためか色としての資料が残されにくい。自分自身はこれは支持体(色材を載せるキャンバスとするもの)と場所(顔料絵の具は洞窟の奥に描かれていたので紫外線に曝されない)のせいも多分にあると思っている。一般に顔料系の方が堅牢な色と言われるが、ぶっちゃけ直射日光にさらさないイラストではほとんど関係ないと考えている。描き終わった後に即スキャン/撮影して保管というケースが一番多いのではないか?売る場合に少し気にすれば良いんじゃないか。それよりも保管方法や、絵にも賞味期限があるという事の方が重要だと思える。どんな絵でもかけっぱなしにしておけば紫外線により褪色は起こりえる。

 ・粒状化とステイニング絵の具については2項目に分けるが、これは最初から気にすると上手くいかない要素だと思う。好きな色を使った方が良い。

 ・粒状化・・・色材のつぶつぶが紙目に沈みやすい。W&N絵の具一覧表ではG.と表記される。印象に残った作例に、泥水の表現に茶色のG絵の具を使っているものがある。筆跡より細かく表現することができる。この性質の表出度はかなり紙質により、特に粗目の場合は紙目が白く浮き出て見える。

 ・ステイニング・・・粒状化絵の具とは反対に、かなり細かい粒子となっている色材。W&N絵の具一覧表ではSt.と表記される。ざらざらすると困るグラデーション、イラストであれば肌などに用いると効果的に使う事ができるのではないか。紙目によらずしみ込んで、色を載せた後にこすり取ったりするのが難しい印象。

 

 

 

 ・おすすめする絵の具とお勧めしない絵の具について(170213)

 ・透明水彩ということに限って言えば、混色を楽しむにあたり必要になるのは発色の良さだ。これは単一顔料の絵の具を選ぶことでより正確に手に入れることができるし、何が単一顔料なのかは良心的なメーカーのサイトを検索することで発見できる。しかし発色の良い色が自分の好きな色とは限らないので、もう自分を信じて買うしかないんだと思う。

 ・できるだけ使用顔料の表記が公開されている会社の絵の具を選ぶと保存性については安心できるだろう。ただ、小学校のころに描いた絵を押し入れにしまっておけば分かるが、あの安い絵具でも紫外線にさらさなければ10年は確実に持つ。もう何でもいいんじゃないか。

 

 

 

・固形か、チューブか(170214)

 ・固形とチューブの違いは一般には発色の違いだと言われている。固形のものも元は展色剤で延ばされているわけだけれども完成予想図の違いから展色剤の量は異なることが予想されるし、発色とはそのことを言うのだろうと思う。それほど正確に比較したわけではないが、個人としては気にするほどのものはないと感じている。今の時点では、完全に個人の感覚の域だと認識している。

 ・発色が大差ないとすればおすすめするのはチューブタイプである。固形タイプの絵の具はチューブを持っていく必要がないため野外スケッチにとても向いているが、パレットに絵の具をだして持ち運ぶという技を使う事によりほぼ似たことをチューブ絵の具でもすることが可能だ。そのうえ大きなにじみを作る時にもチューブタイプならすぐに大量の絵の具をとかす事が可能だ。とても暗い画面を透明水彩だけで作るかもしれない人にこれは大きな違いだろうと思う。これは固形だとわりと骨が折れることだし、紙の乾きとのスピード勝負がしばしば起こる水彩ではときたま有利な条件となる。イラストでは少ないかもしれないが、大きなスケッチブックにのびのび描きたい人、ゆくゆくは大作を描きたい人はチューブタイプを選ぶと良いだろう。

 ・固形。地味な性格として、色がぱっと見で分かりにくい。筆で溶かすとなると筆先が摩耗しやすい。こう書くといいことないじゃないかと思うがおそらく微妙に発色は良いだろうと思う。筆の摩耗も、チューブタイプのものを固まらせればまあ似たようなものではあるし、筆はそもそも消耗品だという事を思い出す契機にもなる。簡単に色の入れ替えをすることができる。色合いや透明度によってたまにパレット上の色の順番を変えることがある、そういう時にはとても便利だ。

 

 

 

・色の数、選び方、管理について(170214)

 ・最初から色の数を多く持つと混乱しやすい。3原色+10~20色でとりあえずのんびり数年描いてみるには十分すぎるほどだと思う。

 ・単一顔料を買うととりあえず失敗はないが、単一でない場合は良く使う色がすぐ使えるという利点があるから開発された色であるということだと基本的には思うので、似た色があるなら単一寄りにしつつ、好きな色を買うと良いと思う。使わない単一顔料絵の具を買ってもどうしようもない。

 ・はがきサイズの紙に色見本を作ると便利で良い。自分は赤、青、黄、緑と色のグループごとに適当目に色見本を作った。何故適当かというと、色の数が増えるごとに配置を変えるので、結構頻繁に色見本を作りかえることになるからだ。名前もその時良く使うものしか書いていない。本当は絵の具濃度ごとのカードがあると写実表現をしたい場合に実物と絵の具の発色を照らし合わせることでえらく便利になるが、正直面倒くさい。そういう付録の付いた本も世の中にはある。

 

 

 

 

またメモをつけたす可能性があります。(最終:170214)

 

 

 

↓参考にしている本一覧↓

 

 

色彩―色材の文化史 (「知の再発見」双書)

色彩―色材の文化史 (「知の再発見」双書)

  • 作者: フランソワドラマール,ベルナールギノー,柏木博,Francois Delamare,Bernard Guineau,ヘレンハルメ美穂
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本
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 いかに欲望とともにあるかということが分かる。色で金を稼ぐというドラマも感じられる。